Instant Engineering

エンジニアの仕事の効率を上げるための知識をシェアするブログ。効率的な実験の計画方法、後戻りのない公差設計。

MTBF(平均故障間隔)とMTTR(平均修理時間)

平均故障間隔(MTBF)とは システムが連続稼働できる時間の平均値のことで、 言い換えるとある故障から次の故障までの平均的な間隔のこと。 MTBFは修理系(修理しながら使うシステムや機械)で使う指標であり、互いに隣り合う故障期間の動作時間の平均値である…

バスタブ曲線(故障率曲線)とは

バスタブ曲線とは? 縦軸に故障率、横軸に時間を取って、この関係を図示したものをバスタブ曲線という。 曲線の形状がお風呂の浴槽に似ていることからこのような名前が付いたと言われている。 時間の経過により、初期故障期間、偶発故障期間、摩耗故障期間の…

実験計画法におけるプーリングの判断基準

実験計画法におけるプーリングとは プーリングとは、効果のない項を誤差と見なして、それらの平方和と自由度を誤差項の平方和と自由度に足し込み、新たな誤差分散を求める作業である。 これにより、誤差の自由度が増え、誤差分散の推定精度が上がる。 このよ…

【三元配置実験】スタットワークス解析手順:合成樹脂の歩留まり

JUSE‐StatWorksによる実験計画法入門 (StatWorksによる新品質管理入門シリーズ) 作者:雅彦, 棟近,正夫, 奥原 発売日: 2012/05/01 メディア: 単行本 [例3.2:合成樹脂の歩留りに関する繰り返しのある三元配置法]-p47 K社では合成樹脂の製造を行なっており、そ…

【三元配置実験】スタットワークス解析手順:外壁パネルの接着強度

JUSE‐StatWorksによる実験計画法入門 (StatWorksによる新品質管理入門シリーズ) 作者:雅彦, 棟近,正夫, 奥原 発売日: 2012/05/01 メディア: 単行本 [例3.1:外壁パネルの接着強度に関する繰り返しのない三元配置実験] -p42 建材メーカーのZ社では、新規外壁パ…

【一元配置実験】スタットワークス解析手順:ディスクの表面粗さ

◆繰り返し数が等しくない場合の一元配置実験(p14) [例13:ディスクの表面粗さ] J機械工業では、研磨機を用いてディスクの研磨を行っている。ディスクの表面粗さを改善するために、ディスクの素材メーカーに新たな素材の開発を依頼し、現行の素材と比較する…

【一元配置実験】スタットワークス解析手順:化学薬品の収率

◆繰返し数が等しい場合の一元配置実験(p12) [例1.2:化学薬品の収率] ある化学薬品の合成工程がある。いま反応温度(A1:80℃、A2:90℃、A3:100℃、A4:110℃)を因子に取り上げ、収率を高めるための実験を行った。実験は各温度で3回ずつ繰り返して行われ、また…

平均値の仮説検定は母集団の分散が既知or未知どちらかによって検定手法が異なる

母集団の分散の状態(既知or未知)によって検定手法が異なる 正規分布する母集団からランダムサンプリングされたn個の標本(データ)があるとき、標本平均が、母集団の母平均との差の有無を検定する場合の検定統計量は以下の通り。 ◆母集団の分散が既知の場…