当ブログ『Instant Engineering』では、多くの書籍を参考にしている。
このページでは、それらの書籍の紹介とおすすめポイントをあわせてお伝えすることで、これから実験計画法や統計学的手法を学びたい方の本選びの参考になれば幸いである。
『統計学がわかる ハンバーガーショップでむりなく学ぶ、やさしく楽しい統計学』 向後千春・冨永敦子 技術評論社
まずはなんといってもこの本を紹介したい。私が統計学や実験計画法の勉強を始めた時、Amazonで気になった本をたくさんジャケ買いした中で、ダントツで説明がわかりやすくて理解が捗った一冊。
個人経営のハンバーガーショップを舞台に、ポテトが他の店と比べて短いのかとか、味の評価はどうかといった親しみやすい例題が豊富で、すんなりと入り込める。小難しい計算式はほぼ出てこないのに、きちんと計算の過程を把握できて、且つ自分でも計算ができるようになるのはすごく不思議な本だ。
これから勉強を開始するという方には、まずはこれをおすすめしたい。